Z8から搭載されてるようなんだけど記録形式がJpegとHEIFが選べるようになってる。まぁサラッと言うとHEIFはAppleが策定した画像の形式で、以前さらっとiPhoneに積んだもんだからWinユーザーあたりでは、何かほかでは開けない謎形式のファイル…Jpegで記録しておくれ!みたいな感じになってたんだね。(今はWinでも開くだけは開けるみたい)
メリットとしては圧縮効率が高いんで同じ品質の画像だったらJpegの半分程度ですむ。ってのがあって、こりゃいい!ってなもんだけど対応ソフトでしか開けなかったり、ちゃんと見られなかったりという点が問題。SONYの場合は選べるようだけど、Nikonの場合はHEIF=HLG(いわゆるHDRみたいなものと思ってていい)となるんだね。いままでのHDRだと2コマとか撮って合成してたのが情報量が増えてワンショットで済むようになった。まてまて。じゃあスチルで考えると今までRAWで撮ってたのをHEIFに置き換えられるんじゃないの?しかもJpegの半分ってRAWから考えるととんでもなく軽くなるんですけどとか考えても不思議じゃない(^^)(いろいろと端折ってるんで本来的な規格とかその辺は調べてね)
あとまぁNikonでHEIF記録にするとISO400からしか使えないようなのもいろいろ人によっては問題ちゃ問題だと思うんだけどね。
ここまでは説明的前フリで、単純に言うと画像データをいじくる仕事をしてるんだから、新しい形式にも慣れといたほうがいいんじゃないの?^^; ってところですよ。
で、普通にメニューの階調モードの項目をSDRからHLGに変えるだけなんだけどさ。普通に撮るとやたらアンダーなねむーい画像が撮れてる。で、今のところは納品とか考えると結局ここからJpegに変換することになるんだけど要はHDR画像から美味しいところを取り出す作業になるわけだよね。ま、明るくしてコントラストを付ける作業。一言でいうと作業自体はRAWでやってることとあんまり変わらん(くり返し言うけどかなり端折ってるからね)ただ色味のコントロールが結構むずかしい…。ってことでわざわざ自分のご飯をHEIFで撮っていじってみる。
まぁもともとレンジが広い画像だから、明部も飛ばず暗部も潰れてないわけで、どのくらいそこから飛ばすとこと潰すとこを選ぶかみたいな作業。料理写真って基本的にどんくらい飛ばすか、どんくらい暗部を持ち上げるかみたいな作業が基本だったりもするんで、ちょっと色々やってみようと思ってます。ただLightroom classicでもハンドリングが若干めんどくさくなるんでそのへんも含めてだね。
Nikon Z5Ⅱ macroapolanthar65mmf2