個人的にね、自分の仕事の内容と言うか仕事上での使い方を考えると、基本的にAPS-cがかなりベストに近いベターだなとは常々思ってるんだよね。まぁ、どっちかってェと望遠ユーザーで強力コンティニュアスAFを求める(鳥とかスポーツとか)人たちがAPS-cを推してたりするわけなんだけどさ。料理や商品撮りあるいは企業Web用の撮影なんかを考えると、深度の問題だったり被写体との距離感の問題だったりでAPS-cの方が使いやすいんだよねぇ。(もちろんボカす必要があったり、ちょっと空気感みたいな感じが必要な時は普通にフルサイズ使うけどね)翻ってNikonはデジイチ時代にあれほどAPS-cにこだわってた(発言してた)のにD3&D700でサラッとフルサイズに行ってしまった。まぁ、でもD7000をすぐ出したし、廉価機の方はずーっとAPS-cで通したわけなんだけどさ。んんん?となったのはD7500の時。7000→7100→7200と正常進化してきたのに急にシングルスロット化・画素数ダウン(それに伴いx1.3もなくなった)縦グリもなくなった。まぁ、D500に任せたんでしょ的な感じではあったが、個人的にはあそこまで動態特化したモデルははいらなかったんだ。あの最大の武器”動態撮影”を要らないと言っちゃうと画素数下がって急にお高くなったモデルにしかならんのよね。(いやもちろんトータルではAPS-c最高峰であり圧倒的に価値高いボディなのは認めてるw)で、時代の流れでNikonもミラーレスに移る。APS-cはZ50とzfc今年になってZ30を投入してきたんだが、Z50はもろにD7500後継。まぁそれはそれでミラーレス的に進化はしたしね。と購入。だけどそっからフルサイズの方はいろいろと導入されているけどあいかわらずのシングルスロットのままだし、素子は使いまわしでIBISはずっと非搭載。Z30はどっちかと言うとD5000系の後継な感じだし、zfcはデザインバリエーションだしね。何より肝心のAPS-c向けレンズは一向に出す気がないらしいというか出ない。望遠系のみ充実中。ふむ。いっそZ7買ってAPS-cで使うか真剣に考えるぐらいだよ。ただ、Nikon以外でもCやSもあんまりやる気はない感じ…だしね。Nikonばかりは責められまい…。仮にここでD500後継となるようなZ9のAPS-c版とか出されてもね、使わない機能がものすごく特化・先鋭化されても値段考えたら…仕事で元とれる気がしない…(ここ一番重要!)…ならばと現状Fuji機導入を検討するわけだね(ってか他に選択肢ないよね)まぁ、もともとFマウント機ではあるけどS1~S5proまでFuji機使ってたし、連写とかひどかったけど画質は気に入ってたしね。同じ機体を複数使ってた名残もあってS2proとS5proはまだ1台づつ持ってるw
今年の後半でFujiはH2とT5というなかなかものすごいのを出してきた。スペック上だけで言うならさっき言ってたZ9のAPS-c版みたいな感じだ(もちろん絶対性能では全然及ばないのは承知)むしろ、シャッター速度とシンクロ速度では上回ってる。そこは連写速度なんかより僕の取材系では重要なのだな。